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火災保険の賢い使い方

火災保険
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火災保険は上手く使うと本当に便利です。
私は少し前まで、火災保険を使ったことがありませんでした。
本当に「勿体ない事をしていたなぁ」と思います。

せっかく、加入しているのですから、これからは、賢く火災保険を使いこなしたいと思っています。
そこで、今回は、私が考える火災保険の賢い使い方についてまとめてみたいと思います。

火災保険はどんな時に使えるか?

まず、最初に「火災保険がどんな時に使えるか?」
これを再確認しておきたいと思います。

火災保険は保険会社に「経年劣化による損傷」と認識されると保険金が給付されません。
ですが「災害による損傷」と認定されると保険金が給付されます。

火災保険の適用範囲は「火災」と言う名称がついていますが、火災だけでありません。
自然災害や突発的な事故による損傷でも適用されます。

例えば。
「台風で屋根瓦が少しズレた」
「雨どいが大雪で壊れてしまった」
「強風でカーポートが歪んだ」

こんなケースでも火災保険が適用されます。

このような損傷は日常的に起こっている事です。
その為に、ほとんどの家で何らかの箇所で火災保険が適用される可能性が高いです。

ただし、家のどの部分に火災保険が適用される損傷があるか?
どの損傷なら、火災保険が適用されるか?

この判断は非常に難しいです。
と言うより、リフォームや火災保険によほど詳しい人でないと分かりません。

なので、専門家に任せるのが良いです。
自分で判断すると、結局、貰えるはずの保険金が貰えなくなります。

ちなみに、新築から5年経つと95%の家で火災保険が使えると言われています。
きっと、あなたの家も、何かしらの箇所で火災保険が使えると思います。

さて、それでは、次に火災保険の賢い使い方についてご紹介します。
「申請方法編」「保険金の使い道編」の二つに分けてみました。

火災保険の賢い使い方 その1「申請方法編」

まず、申請方法編です。
ポイントは二つあります。

せっかくの火災保険も申請方法を間違えるとせっかく貰えるはずの保険金が減額されることになります。
不当な申請は論外ですが、正当に貰える保険金はしっかりと貰えるようにしましょう。

保険代理店を通さない

まず、一つ目は保険代理店を通さない事です。
火災保険に加入する時に代理店を通して加入している方が多いと思います。

その場合でも、申請する時は通さない方が良いです。
理由は保険代理店は「保険の申請を快く思っていない」からです。

保険代理店は保険加入者を増やすのがお仕事です。
困った保険加入者へ保険金を支払う為に仕事をしているわけではありません。

ここを勘違いすると、保険代理店に頼ってしまいます。
でも、そうではないのです。

実は、加入者への保険金の給付が多い保険代理店は保険会社からペナルティが課されるケースがあります。
その為に、保険代理店は、本音を言うと、出来るだけ保険申請をしてほしくないのです。

この事を考えると、保険代理店を通すのは得策ではありません。

自分一人で申請しない

二つ目は「自分一人で申請しない事」です。
先ほどもお話ししたように、保険代理店は当てにしない方が良いです。

ですが、だからと言って、自分一人では絶対に申請しないでください。
ほぼ、確実に失敗します。

最初にお話ししたように、火災保険の申請は実は非常に難しいです。
ただ、申請するだけなら、雛形に沿って申請すれば良いだけです。
ですが、それでは、保険会社の思うつぼです。

確実に減額されて損をします。

相手は火災保険のプロです。
リフォームや火災保険に、よほどの知識と経験を持っている方以外は間違いなく失敗します。

プロに対抗するには、こちらもプロを味方を付けるのが得策です。
それには、火災保険申請サポートに依頼するのが良いと私は思っています。

火災保険の賢い使い方 その2「保険金の使い道編」

次は保険金の使い道についてです。
まず、知っておくべき事は火災保険で給付された保険金はその使い道が決められていません。
自分で自由に使う事が出来ます。

私もそうでしたが、案外、ここを勘違いしている方が多いです。
ですが、この事が分かると色々賢い使い方が出来ます。

気になるリフォームを一緒に行う

まず、一つ目は、気になる箇所を一緒にリフォームする方法です。
保険金を申請した箇所とは別の部分にも気になる箇所があると思います。
例えば。
・宅配ボックスを設置したい
・外構をおしゃれにしたい
・フローリングに張り替えたい

などなど。
このような箇所がある場合は、保険金を使って「損傷した箇所と一緒にリフォーム出来ないか?」を検討します。
また、一緒にリフォームする事で、安く施工してくれる業者を探します。
そうする事で、プラスαのリフォーム工事を行う事が出来ます。

貯蓄に回す

損傷した箇所が急を要しない場合は、もしもの時の為に貯蓄に回すのも良いと思います。
ただし、損傷具合によっては、その時、工事するべきところもあるはずです。
その箇所は、そのまま放置すると更に損傷がひどくなる可能性があります。
早急に工事をするべきです。
その場合はリフォーム費用を出来るだけ、抑えて「残りを貯蓄に回す」
これが現実的なところかもしれません。

レジャーや趣味に使う

三つめは、単純に自由に使うと言う使い方です。
例えば。
・旅行に行く
・車の購入費用に充てる
・子供の学費に充てる

など、様々な用途に自由に使う。

保険金の使い方は全くの自由
なので、こんな使い方も出来る訳です。
ただし、この場合も先ほどと同様、損傷の状態を見極めたうえで判断するべきです。
最低限の修理を行い、そして、余ったお金を自由に使う。
これが賢い使い方と言えるのではないでしょうか。

まとめ

以上が私が考える火災保険の賢い使い方です。

いずれにしても、火災保険で給付された保険金の使い道は自由です。
必ず全ての保険金を家の修理に使う必要はありません。

まずは、正当に貰える分の保険金を手に入れましょう。
そして、その額を確認した後、修理に使う分、貯蓄に回す分、レジャーに使う分・・・
その割合を検討するのが良いのではないでしょうか?

必ずしも修理に全額を使う必要が無い事が分かると、色々な活用方法がイメージできると思います。
その為にも、出来るだけ、抜け漏れが無いように申請する事がポイントになります。

火災保険の保険金は申請し、認定された分、保険金が上乗せされます。
抜け漏れや損害が立証できないと、減額されてしまうので注意しましょう。

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